ボルトテンショナーをレンタルした時の価格相場はいくら?
油圧の力を用いて、ボルトに対して引張荷重をかけながらナットを座面に締め付ける油圧工具をボルトテンショナーと言います。ボルトをねじらずに締め付けるため、トルク締めのように座面やネジ部にかかる摩擦の影響がありません。
トルク管理のような軸力を得るための代替手段ではなく、ボルトへ軸力をかけて直接管理できるので、締め付け軸力値のコントロールも可能です。高度な締め付けができるだけでなく、複数を同時に締められます。
基礎ボルトの締め付け作業にも用いられる工具ですが、レンタルした場合にはどれくらいの価格になるのでしょうか?ここでは、ボルトテンショナーのレンタル価格相場について解説していきます。
ボルトテンショナーのレンタル価格相場
ボルトテンショナーはねじらないので摩擦熱が起こることなく、ナットやフランジ面にかじりやネジ部分の焼き付きもありません。万能なボルトテンショナーですが、レンタル価格はどうなっているのでしょうか?各業者によって見積り金額が異なりますが、ここでは一例としていくつかの業者を比較してみました。
【レンタル価格表】
●最大軸力~233kN / ボルト径M20~27
A社 | B社 | |
4日以内 | 49,000 | 39,000 |
1週間 | 73,000 | 59,000 |
2週間 | 111,000 | 89,000 |
●最大軸力~443kN / ボルト径M30~36
A社 | B社 | |
4日以内 | 64,000 | 51,000 |
1週間 | 92,000 | 74,000 |
2週間 | 140,000 | 112,000 |
ここでは2社の比較のみですが、レンタル期間によって金額にも差が生じています。また、この価格はボルトテンショナー1台当たりの値段になります。並行締めの場合は2台または4台必要です。また、レンタル期間は2週間以上も可能です。
レンタル時にかかるその他の費用
レンタル価格は日数が増えていくことで金額も高くなります。さらに、レンタルの場合は商品以外に送料や延長料金なども必要です。どのレンタル会社も同じとは限りませんが、レンタル工具の送料は原則発送元払いとなっていることが多いようです。
その代わり、製品の返却時にはレンタルした側の負担です。また、レンタルの延長料金は日割り計算が基本的で、1ヶ月以上の延長に関しては長期レンタルの見積りをします。他にもボルトテンショナーのレンタル時に、高圧油圧ポンプや油圧ホースがない場合はその分の費用も加算されます。
ボルトテンショナーをレンタルするならトルテックへ
ボルトテンショナーを購入する場合は、多くの費用がかかってしまうだけでなく、機械工具のメンテナンスや維持管理などの費用も必要です。短期間の場合は、費用が抑えられるレンタルがおすすめです。
ボルト締結に関する機器を専門に取り扱うトルテックでは、様々な製鉄工場や現場への納入実績があり、特にボルトテンショナーに関しては調整を必要としないポリウレタン製自動加圧式リップ・シールを使用している製品を扱っています。
レンタルに関しては最短4日から可能であり、購入前のお試しとしても利用できます。ボルトテンショナーが必要なタイミングで、必要な期間だけのレンタルもでき、機器を購入した場合に必要となる保管業務や経営管理、メンテナンス業務などの事務的な業務から解放されるでしょう。
特にトルテックのレンタル機器は整備のプロが万全の体制でメンテナンス点検や整備を行っているため、欲しい時に整備された機器を早急にお届けいたします。また、故障などの際も電話一本で取り換え可能です。
他にも機器を初めて使用する場合、どのような方法で扱うのか悩む場面もありますが、機器のレンタルと同時に指導員も手配できるので、使い方や作業効率をアップする方法などもお伝えできます。
品質向上を図る上でも頼れる方法なので、レンタル時には指導員付きがおすすめです。トルク管理などの機器は高額であり減価償却が必要ですが、レンタルなら全額損金で計上できるので節税効果も得られます。
ボルトテンショナーをレンタルするなら、多くのメリットがあるトルテックまでご相談ください。
まとめ
油圧の力を利用してボルトを引っ張りながら締め付けるのがボルトテンショナーです。摩擦の影響を受けることがないので、精度の高い締め付けが可能です。安心したサポート体制でボルトテンショナーのレンタルサービスを利用したい方は、トルテックをご利用ください。
指導員付きでレンタルが可能なので、不安なことも同時に解消できます。ボルトテンショナーをレンタルするなら、トルテックまでお気軽にお問い合わせください。