PRODUCTS製品案内
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M-SDシリーズ(MDSトランスデューサー組込式)
倍力トルクレンチ M-SDシリーズ(MDSトランスデューサー組込式)
主な特色
alkitronic®M-SDシリーズ
- より正確な精度が得られる締め付けの反復性
- トルク/トルク角度の作業工程、マニュアル設定および文書化は現場で可能
- 外部動力電源装置に依存しない高い機動性
- 最適化した作業工程の安全性および作業場での安全性
- 保証されたトレーサビリティおよび文書化されたボルト締めジョイント
- トルクは現場で設定し、記録が可能
- OLED表示付きコントロールパネル、Nmまたはlbt.ft.でトルクを表示
alkitronic®MDS
高品質レベルのボルト接続においては、ボルト締め技術に最も高い必要条件が求められます。
強力なalkitronic®MDSは、迅速かつ完璧にトルクデータを収集します。alkitronic®MDSは、法的規制を遵守し、
国際的な品質基準(エンドユーザーへの文書化、追跡可能なボルティングパラメーター)を遵守するお手伝いをします。
<製品ラインナップ>
- 手動式alkitronic® M-SDシリーズ
- エアー式alkitronic® PC-SDシリーズ
このトルクレンチは、トルク制御のボルト締めと、現場での信頼できる測定データ記録に使用されます。
型番 | M-SD100 | M-SD200 | M-SD400 | |
計測範囲(概算) | Nm | 100-1000 | 200-2000 | 400-4000 |
能力(最大) | Nm | 1000 | 2000 | 4000 |
スクエアドライブ B | 1″ | 1″ | 1 1/2″ | |
直径(概算) D1 | mm | 54 | 54 | 72 |
直径(概算) D2 | mm | 88 | 88 | 98 |
長さ(概算) L | mm | 220 | 295 | 320 |
重量(DMA含まず、概算) | kg | 6.4 | 7.6 | 11.35 |
alkitronic®スペシャル
- トルクの記録およびセンサーは直接スクエアドライブ上に
- ボルト締めと測定方法を選び、いくつかのプリセットプログラムが選択できます
- メニューにて多言語が選択操作でき、視覚と音の制御や警告信号が使えます
- Bluetoothインターフェースを介してデータ送信をすることで携帯電話やタブレットのようなその他のデバイスとの通信が可能
- 測定データの記録と高速データ伝送用に開発されたalkitronic®APP
プログラムの概要
- 指定トルクで締め付ける:
- トルク制御のボルト締め、目標値と許容レベルを持つボルト接続
- トルク/角度工程で締付を行う
- プリトルクと角度はプリセットが可能
- 最終トルクの交差仕様(ボルト締めの特性を制御)
- 実際のトルクと角度の保存
- トルクのチェック
- すでに締め付けられたボルト接続のモニタリング
- すでに緩められたトルク値の決定
- 指定された角度で繰り返しできるテスト方式
- 反時計回り方向:始動トルクの決定
- 必要とする角度の決定
- テスト及び開発用。プリトルク、ターゲットそれぞれの最終トルクが特定される
- 到達した角度の測定と保存
グラフィック・ディスプレイによる操作範囲
プログラム1モードで画像表示の例:
設定中に単位(Nm/ft.lb)と言語(ドイツ語/英語)を選択する(画像2)。画像3はボルト締めパラメーターの設定を示し、画像4はボルト締め値を示す。警告や通知等は視覚と音信号にて知らせる。
プログラム2&4の図
トルク/角度の作業工程用の回転角度設定に関する情報
A.プリトルクと回転角度はボルトの接続用に使用されます
B.回転角度はM-SDを使用してそれぞれ簡単に決定できます